剛田マーケット

韓国ヲタクのつぶやき

韓国のバラエティでよく見るおっさん達の正体は?[大御所編]

こんばんは。じゃいこです。

 

韓国のバラエティ好きを公言してきた私ですが、見始めた頃は

何が面白いか わからなかったです。

私がバラエティ番組を日常的に見始めた2011~2012年頃は昔のアメリカのドラマみたいに(「フルハウス」とか)笑い声が入っている番組が多かったです。

でもなんで笑っているのかわからない。番組との温度差が激しかったです。

だからバラエティと言っても好きなアイドルや俳優が出ている回だけ見たりしていました。

 

そんな私がバラエティにどっぷり浸かるきっかけになったのが「ランニングマン」と「無限に挑戦」でした。

「ランニングマン」のソン・ジヒョを除き、レギュラー陣はおっさんばかり。

でもキャラクターがハッキリしていて、どんな人なのか知れば知るほど番組が面白く感じるようになりました。

そこで今日は

韓国のバラエティでよく見る

おっさん達は誰か?

そのキャラクターや意外な経歴も含めて書いて行こうと思います。

おっさんを知ることで韓国のバラエティ番組がより楽しめると思います!

 

 

 

 

 

好感度1位⁈ ユ・ジェソク


私の韓国バラエティ好きに拍車をかけたのは間違いなくこの人。芸人さんです。

韓国では「유느님(ユヌニム、ユ様)」や「国民MC」と呼ばれていて、2005年にKBSの芸能大賞で大賞(1番上の賞)をとってからは毎年のように各局で賞をとっている、“バラエティの神様”的存在です。

ちなみに外見から「バッタ」とも呼ばれています。

 

MCだけでなくイジられ役もイジリ役もこなせて、素人と絡んでも面白さを引き出せるので

“韓国版 マイルドな明石家さんま

だと思っています。さんまさんほどのクセの強さはないです。でもこの人も「話していないと死にそう」とある番組で話していました。

 

また「美談自動販売機」とも呼ばれていて、寄付をしたり共演者やスタッフに何かをプレゼントしたりと、番組外での美談が多いです。一方でその世話好きな性格から「小言が多い」「収録後の反省会が長い」などの不満を後輩が口にすることもしばしば。

 

しかし国民的な芸人になるまでの売れない時代も長かったユ・ジェソク。1991年にデビューしてから2005年に大賞をとるまでは不毛の時代が続きました。売れている先輩芸人たちにお小遣いをもらってナイトクラブのVIPルームの席とりまでしていたそうです。

 

そんなユ・ジェソクをトップスターにしたのは間違いなく前述の「無限に挑戦」です。2006年から2018年まで続いた人気番組で、スタジオメインだった韓国のバラエティがロケ中心で台本なし(もちろん大筋は決まっているはず…)の“リアルバラエティ”という現在の韓国のバラエティの主流を作りました。

 

 

主な出演番組

・「無限に挑戦」

・「遊びにおいで」

・「ハッピートゥゲザー4」

・「ランニングマン」

・「ユクイズ オンザブロック」

 

ユライン メンバー

・チョ・セホ

・ハハ

・イ・グァンス

・ソン・ジヒョ

・チョン・ソミン

など

 

 

元祖スポーツ選手出身タレント カン・ホドン



最近の高視聴率番組には必ずと言っていいほど出ているカン・ホドン。シルム(韓国の格闘技)の選手出身だけあって、かなり体格がいいです。

 

彼の面白さに気づくのには少し時間が掛かりました。なぜなら方言が強いから。最初は何を言っているのか全く聞き取れませんでしたが、慣れてみるとその味のある方言がクセになります。

 

気に入った後輩とは他番組でも共演してファミリーを作り、団体芸で笑わせるタイプ。

“昔は島田紳助、今はかわいいおっちゃん”

です。昔は少し高圧的で少し苦手でした。

奇しくも島田紳助が芸能界を引退した2011年にカン・ホドンも脱税問題で芸能活動を休止して、どうしても重なって見えてしまいます(超個人的意見です。)

 

しかし活動復帰後は以前よりだいぶマイルドに。

 

最近ではぶりっ子キャラに味をしめてゲストのアイドルに「かわいい」と言われるのを楽しんでいるように見えます。憎めない。確かにかわいい。

カン・ホドンの番組共演者は「収録時間が誰よりも長い。でも食事休憩も誰よりも長いからいい」と言っていました。食べるのが好きすぎて“利きインスタントラーメン”が特技でもあります。

 

主な出演番組

・「ヒザ打ち導師」

・「1泊2日」

・「新西遊記

・「一食ください」

・「知ってるお兄さん」

 

カンライン

・イ・スグン

・ウン・ジウォン

・ソ・ジャンフン

・キム・ヒチョル

など。

最近は宮脇咲良ちゃんもファミリー認定されているらしい…

 

 

ツンデレ頑固おやじ イ・ギョンギュ

90年代に大人気だったイ・ギョンギュ。全盛期を見ていない私は今の頑固おやじのイメージが強いです。キレキャラ。

 

実は情に熱く後輩の面倒見がいいことで有名で“ギュライン(スーパージュニアじゃないよ)”という大型派閥があるほどで、上記のユ・ジェソクもカン・ホドン、そしてこの後登場するキム・グラもギュラインです。超豪華メンバーのトップに立っていました。

 

近年ではラーメンを作るのがうまいというのでも話題になり、自らインスタントラーメンを開発しました。

 

“꼬꼬면(コッコ麺)”というラーメンでちょうど私の留学時代に発売されたのですが、当時は今ほどラーメンの種類が多くなかったので超話題になっていました(同じく当時話題になったのが辛ラーメンBLACK。)

 

主な出演番組

・「日曜 日曜の夜に」シリーズ

・「ヒーリングキャンプ」

・「マイリトルテレビジョン(マリテル)」

・「一食ください」

 

ギュライン メンバー

・ユ・ジェソク

・カン・ホドン

・キム・グラ

など

 

 

お色気担当 シン・ドンヨプ

お色気担当と書きましたが下ネタ担当です。コント番組やシットコムの変態役がはまり役すぎて、「ウィッチ・ハント」など大人向けの番組にも出演しました。

SNLコリア」の変態役は必見です。

  

一方で聞き役にも徹するタイプなのでトーク番組のMCも得意です。「水曜美食会」や「人生酒場」では全くの別人かのようにゲストの話を聞いて存在を主張しないので、どんなゲストでも相性がいい印象です。

前述のおっさんたちは主張する系なので、こういう人は貴重。それもあってか派閥に属さないのも特徴です。

もしかしたら1999年に麻薬で逮捕されているので人間関係にきをつけているのかもしれません。あくまで推測ですが…

 

主な出演番組

・「男3人 女3人」

・「SNL コリア」シリーズ

・「ウィッチ・ハント」

・「水曜美食会」

・「アラフォー息子の成長日記」

・「人生酒場」

 

 

90年代のトップ芸人 キム・グクジン

「ラジオスター」のMC席の1番右側にいるおじいちゃんという認識の方が多いかもしれません。確かにラジオスターでも目立って毒舌でもなければ、にこにことした天然キャラなので、この人が超売れっ子芸人だったと知った時は私もビックリしました。

 

特に「여보세요(ヨボセヨ、もしもし)」は流行語になり、CMにもバンバン出演。イ・ギョンギュとはライバル関係でした。

 

その後ゴルフに挑戦したり、離婚騒動があったりと人気は下火に…久々に復帰して出たバラエティ番組が「ラジオスター」だったのです。

また「燃える青春」で共演した元アイドルのカン・スジと2018年に再婚して話題になりました。

 

主な出演番組

・「セクションTV」

・「日曜 日曜の夜に」シリーズ

・「ラジオスター」

・「燃える青春」

 

 

芸能界一の毒舌 キム・グラ 

とにかく不平不満が多く毒舌なキム・グラ。「ラジオスター」で注目を浴びてから、様々な番組に出演するようになりました。

 

パニック障害で活動休止をしたものの、現在では自ら「芸能界のパニック障害担当」と名乗り、同じ症状に悩む後輩たちの相談役にもなっているそうです。

 

また幅広いジャンルで知識が豊富なので、情報番組に出演することもしばしば。プデュに出ていた練習生のことまで知っていたりするので驚きました。

 

息子はGREEという名前でAB6IXと同じブランニューミュージックでラッパーをしています。残念ながらあまり売れていません。

 

主な出演番組

・「썰전(ソルジョン、舌戦)」

・「ラジオスター」

・「覆面歌王」