剛田マーケット

韓国ヲタクのつぶやき

韓国語スタディグループってどうなの?[韓国語勉強法②]

こんばんは。じゃいこです。

 

今日は久しぶりに韓国語の勉強方法のお話。

なぜなら最近韓国語の勉強ができていないからです。

仕事をしながらわからなかった単語を単語帳に書き溜めたり、毎日韓国のニュースやバラエティを見たり、ネット記事を読んだり…というのはしているのですが、「がっつりと机に向かって勉強する」時間はとれていません。

発音も作文もまだまだ。

またスタディを始めようかな?という気持ちになっています。

 

私は大学時代に本格的に韓国語の勉強を始めてから、今の仕事に就く前まで何かしらの韓国のスタディグループに属していたので今日は

スタディグループって実際どうなの?

というのを実体験を交えてお話ししていこうと思います。

 

 

私のスタディグループ遍歴 

目標がハッキリしていた大学時代

大学に入ったら韓国語をばりばりやろう!と決意していた私(以前ブログに書きましたが浪人時代の失恋の痛手を韓国語にぶつけただけかもしれません)。

週に2回の第2外国語の勉強じゃ全然物足りないと思っていた矢先、夏休みに行った韓国のサマースクールで「스터디(スタディグループ、勉強会)」という言葉を知りました。そこで「日本に帰ったら韓国語のスタディを作ろう!」と思いつきます。

第2外国語のクラスで同じくメラメラだった子たち数人に声を掛けるとふたつ返事で参加決定!運がいいことに韓国人留学生の友人が自ら先生に名乗りをあげてくれました。

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最初に作ったビラです。最初は「ハングルスタディ」って名前でした。

アホっぽいビラですが(作成者:私)、結構真剣にやっていたはず…

 

最初に立てた目標はふたつ

・授業の復習

・留学前にハングル検定4級をとる

その目標に向かって「毎朝授業前に集まって1時間勉強する」ということを決めました。

全員が同じレベルでスタートしたこともあり、同じテキストを使って毎日の単語テスト&授業の復習をしていました。結果的に全員目標達成!

 

その後留学で人の出入りもありましたが、結果的にメンバーは増加。留学に行ってきた組は後輩のサポート役に回ったり、留学から帰ってきた組だけでディベートをしたりして、4年間勉強を続けました。

 

■よかったこと

・全員学生なので時間が合わせやすかった

・目標がハッキリしていた

・レベル別に会を細分化できた(人数が集まったからかも)

・合宿もしたりして刺激的だった

 

・先生になってくれる留学生の子がいた

ド初級だったのでネイティブの子が先生になってくれたのは、本当にありがたかったです。しかも超細かい人なのでオリジナルテキストを作ってくれたり、単語テストの点数の変化をグラフにしてくれたりして、飽きずに勉強できました。4年間先生をやってくれた友人には感謝してもしきれません。

 

何より就職した今でも定期的に集まったり、韓国や韓国語情報を交換できる友達ができたのは私にとってかなり大きかったです。

しかも大学時代のスタディはやってマイナスになることはなかったです。

 

 ちなみに最初に使っていたのはキクタンでした。だいすきキクタン。

 

韓国人の友達が増えた留学時代

交換留学に行って数か月経った頃、韓国語スランプに陥っていました。そんな時同じ学校に留学していた日本人の友達が「スタディ一緒にやらない?」と声を掛けてくれて始めることになりました。

大学のネットの掲示板に「日本語韓国語の言語交換スタディ募集」の書き込みをして、日本人2人韓国人4人でスタート。日本語の日と韓国語の日に分けて会話中心に勉強しました。

 

■よかったこと

・頻繁に会える韓国人の友人ができた

交換留学初期は広く浅い付き合いが多かったのですが、スタディのメンバーと仲良くなってから深く付き合える友達ができました。ちなみに8年経った今でもなかよしです。

 

・生の韓国語が勉強できた

授業とはまた別の、同年代の子が実際に使っている言葉を知れてよかったです。ちなみにオンニ(年上の女の先輩)が多かったので、オススメの化粧品や流行っているものをどんどん教えてくれたのもうれしかったです。

 

■悪かったこと

・目標達成後グダグダになってしまった

韓国メンバーの目標が「日本に留学に行くこと」だったので、留学が決まったあとは朝は自然に集まらなくなり放課後集合(飲み会)に。これは韓国あるあるかもしれません。

韓国の子たち全員が留学を決めたし、遊ぶことで更に仲よくはなったものの、勉強という面で考えると自然消滅は残念でした。

でも留学中は「遊ぶのも勉強!」でよかったと思っています。

 

 

バラバラだからこそ面白い 社会人スタディ

大学4年からは学校のスタディグループと並行して社会人のスタディグループにも参加しました。とにかく韓国語に飢えていたので、毎日のように情報収集していたところ、韓国文化院の掲示板で近所のスタディグループを発見。

韓国にいなくてもレベルを上げていきたいと思っていたので「上級者 韓国語」の文字に魅かれて応募してみました。

仕事で韓国語を使っている日本人のお姉さんと2人でのスタートでした。

毎週各自持ち寄った記事を音読→録音→その場で翻訳→フィードバックという流れでしたが、これが超効果的。

自分の下手さに毎回落ち込みながらも、これのおかげで確実に力がつきました。しかも途中から韓国人留学生が参加してくれたので、更に勉強になりました。

それぞれの仕事の都合やライフスタイルの変化で活動できなくなってしまったので、活動はストップしてしまいました…

 

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当時韓国語のhanaさんに取材してもらった時のもの。

 

■よかったこと

・年齢も仕事もバラバラな人が集まるので面白い

韓国語との関わり方も十人十色。話を聞くだけでもモチベーションが上がりました。

 

・休日を返上している分本気度が高い

働きながら毎週末2時間となると結構負担にはなりますが、その分集まっている人がみんな本気だったので、濃い勉強ができました。

 

■悪かったこと

・参加者が増えてバランスが崩れる

よかったことの裏返しになりますが、バラバラな年齢・職業の人が集まって萎縮してしまうような雰囲気になったり、記事の内容で口論になることもありました。(芸能記事を持って行っておじさまとバトルになったこともあったな…

主催者のお姉さんがルールづくりをしてくださったことで解決しましたが、バランスをとるって難しいなと実感しました。

 

 

まとめ スタディグループにおいて大切なこと

ここまで私の経験談を書いてきましたが、結局大切なことはふたつだと思います。

・目標や会の方向性は具体的に

・ルール決めをしておく

韓国語を学びたい気持ちは皆同じ!だからこそこれさえしっかりしていれば、スタディグループはしっかり運営できると思っています。

 

あとは近くで勉強したい人が探せるかだけが問題。もうそれはSNSだったり文化院の掲示板だったりを駆使するしかありません。

オンラインスタディグループも一度試してみたんだけど、そこは自然消滅してしまいました。直接会わないで課題文を提出→見た人が添削だとどうしても脱落者が出てしまうんですよね…

 

というわけでオンラインでうまく運営する方法はないのか?という問題はまだ解決できていないので、神奈川県でまた上級者向けスタディグループを始めようかなと考えているところです。

「あったら参加してみたい!」という方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。