剛田マーケット

韓国ヲタクのつぶやき

本物を見抜け!オ・ナラ×チョン・ソミン×Jessi×ミジュの「シックスセンス」(おすすめ韓国バラエティー⑤)

こんばんは、じゃいこです。

 

久しぶりにおすすめ韓国バラエティーを紹介します。

コロナ禍でも撮影を止めることがほぼ無かった韓国のバラエティー番組。とはいうものの、新作のバラエティー番組は例年に比べて少なかった印象です。

 

だからといって、面白いものがなかったわけではないんです。

この春~夏にかけてやっていた「서울 촌놈(ソウルの田舎者)」という番組は、俳優チャ・テヒョンイ・スンギが韓国の地方を出身者とともに回るというコンセプトで、韓国旅行に行けない今にピッタリの内容でした。

しかし8月中旬に感染者数が急増したため、地方に撮影に行けず、そのままフェイドアウトしてしまったのです…

ということで、この番組は紹介することができませんでした。

 

そんなさなかに始まったのが今日紹介する番組、

シックスセンスです。

 

 

本物を見抜け!「シックスセンス」(番組概要)

レギュラーとゲストが、毎回ソウル近郊にあるお店やジム、会社などを3軒回って、そのなかからニセモノを1軒探し出すという内容です。

番組HPにはこう書いてありました。

 

研ぎ澄まされた第6感を持つ、韓国の各界のトップスターたちが
「ホンモノ」を見抜くために集まった!

個性的なテーマの場所や人物を訪ねて

ホンモノとニセモノを見分ける

超本格派“真実の旅”!

SNSやインターネットで話題のホットスポット

ホットな人物を訪ねて行く「シックスセンス」のメンバーたち。

しかしそのなかに隠れている“たったひとつのニセモノ”!

スタッフが完璧に作り上げたニセモノは?!
メンバーたちは鋭い第6感を働かせ、

目をくらまそうとするニセモノを探さなければならない

果たしてメンバーの鋭い勘と第6感で

ニセモノを探しだせるのか?

決して騙されてはならない!

program.tving.com

韓国では最近主流の短期間型バラエティー番組で全8話です。
評判がよかったらシーズン制にしていく、というのが最近のパターン。

この番組は視聴率はそこまで振るわなかったものの、見逃し配信で2位を記録するなど、ネット配信での成績がよかったため、現在シーズン2の制作を検討中だということです。

 

 

ユ・ジェソクもたじたじ…個性豊かな出演者たち

タイトルにあるとおり、進行兼まとめ役兼運転手を務めているのが芸人のユ・ジェソクさんです。

 ユ・ジェソクさんについては以前にも言及したことがあるのですが、“国民的MC”と紹介されることが多いです。とにかく安定&安全&安心。

なので「シックスセンス」の個性派レギュラー陣にこてんぱんにやられても、うまくまとまっているのは彼の力だと思っています。

 

その他の出演者は以下のとおりです。

バラエティーもいける 女優オ・ナラ

レギュラーで最年長のオ・ナラさん。色々なドラマに出ていますが、「SKYキャッスル」の過保護な母親役が記憶に新しいです。

「SKYキャッスル」で「내 말이  내 말이」と連発しているハイテンションなイメージだったのですが、ドラマのまんまでした。

年下メンバーたちとダンスを踊ったり、彼氏のことを赤裸々に話してくれたり、さらには罰ゲームで眉毛を消されたり…

とにかく明るくて気さくなお姉様でした!

 

安定の“バラエティー女優” チョン・ソミン

「女優さんなのにここまでやっちゃうの?」と見ているほうが心配になるほど、バラエティーで活躍しているチョン・ソミンさん。

ちなみに전소민のほうのチョン・ソミンです。“「オーロラ姫」や「ランニングマン」に出ているほうのチョン・ソミン”というと、わかりやすいかもしれません。

2017年に「ランニングマン」の新レギュラーとして登場し、下火になっていた番組を救った存在でもあります。

とにかく圧倒的。

絶妙なタイミングで面白いことが言えて、しかも誰も傷つけない。

シックスセンス」のチョン・チョルミンPDが「ランニングマン」の元PDでもあるので、彼女の実力を評価しての抜擢だと思ってます。

シックスセンス」内でも見事に笑いをとっています。

 

もう強いお姉さんじゃない⁈ Jessi

歌手でラッパーのJessiさん。

過去にMnet「UNPRETTY RAP STAR」で即興ディスラップを披露し、“強いお姉さん”として一躍有名になりました。

最近ではバラエティー番組「遊ぶなら何する?」で、オム・ジョンファイ・ヒョリ、MAMAMOOのファサとともに、期間限定ユニット「払い戻し遠征隊」を結成して話題になっていました。

以前ほど“強いお姉さん”的要素は減り、落ち着いた様子のJessiさん。

「ユ・ジェソクさんのおかげ。私を抑えられる唯一の芸能人だ」と「知ってるお兄さん」で語っていたほど、ユ・ジェソクさんを信頼している様子です。

しかし男性ゲストにバシバシ切り込んでいく様子は往年の“強いお姉さん”を連想させます。褒めてます。

 

“バラエティードル”のルーキー LOVELYZミジュ

末っ子のミジュさん。

「クイーンダム」での盛り上げっぷりや、出勤写真の弾けっぷりからただ者ではないと思っていましたが…まじでただ者じゃない。最強の末っ子でした。

「アイドルなのに大丈夫?」と心配になるほどお気に入りの男性ゲストにはアピール。

クセ強めな先輩レギュラーにも物怖じせずに突っ込んでいく姿はもはやカッコいいです。

こんなにバラエティーではちゃけるアイドルは、GIRL'S DAYのヘリさん以来では…?

今後の活躍が楽しみです。

 

 

 見どころは?

レギュラー陣の濃さで既におなかいっぱいな「シックスセンス」ですが、番組の内容も面白いんです。

 

「視聴者参加型のバラエティー番組」なので、一緒にニセモノを探していく過程が楽しいです。

しかもニセモノの作りがかなり精巧で、私も見ながら引っかかりまくりました。

会社にしても飲食店にしても、1ヶ月前から本気のリフォームをして作り上げていくんです。ある時は廃墟になった一軒家を昔ながらの食堂に変え、またある時は空っぽのテナントをオフィスに変え…とやることが大掛かり。

壁を壊したり看板を付け替えるような大掛かりなところから始まり、新品感がでないように汚れたペイントをしたり、使用済みの調味料を持ってきたりという細かい部分まで徹底しています。(制作費とスタッフの負担が心配になるくらいです。

さらに驚きなのはニセモノの場所にいる人までニセモノだということ。公募で集まった一般人が当日の朝に演技指導を受けて臨んでいるんです。

料理の使い方から会社のマニュアルまで覚えてメンバーをまどわせる演技力に拍手です。

 

ニセモノを探すうらで、思わず行きたくなるようなお店が登場するのも番組の魅力です。「次に韓国に行くときには絶対に行ってやる…!」と思って書き留めておいたお店がいくつかあるので、いつか行って紹介できたらと思っています。

 

「いつ韓国に行けるんだろう?」と思うと、暗くなるばかりですが、行きたい場所したいことをメモして過ごす日々です。全部回るには1か月あっても足りなそうです…